· 

【6月】笑顔!

こんにちは。蒸し暑い日が続きますね!

 

遅れてしまいましたが、6月11日土曜日の鴻巣ひまわりの会の活動報告です。

 

当日も、いろいろな話題に花が咲き、笑顔あふれるにぎやかな会となりました。仕事での近況報告や、恋バナ(?)なども飛び出しました!

 

精神疾患の人の当時者会で、笑いが絶えないということ、実はとても大事なポイントです。病気の経験者が集まると、「あの時苦しかった」「今もつらい」という感じで、マイナスな話ばかりになります。もちろん、それも大切なことです。つらい体験を分かち合うことは、当時社会の存在意義の一つと言っていいでしょう。しかし、笑顔になって明るい話をすることも、同じくらい大事なのです。心の病にかかっているからといって、笑顔を忘れる必要はないのです。笑顔は、どんな人にももつ権利のあるものですから。

 

かつて、東京オリンピックが開催されたのちに、東京パラリンピックも開催されました。そこで、日本の障がい者の選手たちが、欧米の障がい者の選手たちと会話をして、驚いたことがあるといいます。話題の内容の違いに驚いたのです。日本の選手たちは、仲間内で話す場合、施設内での出来事などを主に話していることが多かったそうです。また、どちらかというと、施設への不満など、ネガティブなことが多かったようです。それに対して欧米の選手たちは、恋愛や仕事の話で、楽しそうに盛り上がっているそうです。

 

欧米選手の生き方は、私たちに、大きなヒントを与えてくれます。障がいがあっても明るく楽しく生きるとは、こういうことなんだ!という一つのお手本が示されているといえるでしょう。障がい・病気があっても、恋愛・仕事という他者との交わりのなかに生きることで、自然と活力と自信を得ることになるのです。

 

鴻巣ひまわりの会とは、そのような社会参加の結果を笑顔で分かち合う場でもあるのです。ひまわりの会で笑顔になり、さらに活力を得て、また社会での活動に戻っていく。私たちにとっての第二土曜日の夜は、そういう素敵な時間です。

 

参加人数11名(男性8名・女性3名)

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    大野智子 (火曜日, 28 6月 2016 19:47)

    鬱病を患い闘病中で、現在回復期に入っている主人を持つ妻です。
    私のみが参加しても大丈夫でしょうか?
    毎月、第2土曜夜に、同じ場所・時間に、直接足を運べば良いのでしょうか。

  • #2

    今井雄貴 (木曜日, 30 6月 2016 21:21)

    大野さん

    はじめまして、鴻巣ひまわりの会代表の今井雄貴と申します。
    コメントの書き込み、どうもありがとうございます。

    ご質問の件ですが、大野さんのみのご参加も大歓迎です。
    会は毎月第2土曜日の夜、毎月同じ場所・同じ時間にやってますので、直接会場に来ていただいて問題ありません。
    ただ稀に日程が変更する場合もあるので、HPでご確認下さい。

    その他ご質問等ある場合は、このコメント欄かHP内の問い合わせフォームからお問い合わせください。(問い合わせフォームで送信すると、直接私のアドレスにメールが届きます。)

    よろしくおねがいします。