· 

7月の活動報告 ②がんばらないでいいんだよ

今月の活動報告!奮発の第二弾!

 

①に続き、当事者たちの経験談です。少なくとも鴻巣ひまわりの会の会員に関する限り、精神の病気になってしまった人というのは、まじめで頑張る人が多いようです。仕事や勉強を一生懸命頑張ってきた。でも、無理がたたってキャパシティーをオーバーしてしまい、心や体のバランスが崩れてしまう。そうやって病気になった人が多いのです。

 

今まで頑張ってきた人たちですから、頑張れなくなった自分を認められなくなります。成功している他人と比べたりもします。でも、そのような考えは、自分をより苦しめるだけなんです。

 

やがて、あることに気づくようになります。頑張らなくてもいいのです。もちろん、ベストを尽くすことは必要ですが、やりすぎて心身を壊してしまっては意味がないんです。かといって、不真面目に物事に取り組むのではありません。「いい加減」ではなく、「好い加減」にやるのです。

 

今日参加した当事者の会員も、自分の今までを振り返って、異口同音に言っています。病気を経験したことによって、「好い加減」にやることを学んだ。だからこそ、仕事に復帰するなどの形で今があるのだ、と。

 

読者の皆様の中には、頑張り続けて苦しくなってしまった方もいるかと思います。大丈夫です。あなたはもう十分に頑張りました。これからは「好い加減」ですよ!